こんにちわは。トレスタイズムのkeiです。
アメリカ次期大統領候補のバイデン氏の国務長官にブリケン氏が指名されたというニュースが発表されました。
アメリカの国務長官は、日本の外務大臣にあたる立場の人です。主に、外交関係の仕事を担当します。
なぜ?国務長官を指名しただけでニュースになるのかというと、現在の世界情勢を考えて、中東や中国などのトランプ政権が残した爪痕の行き先がみんな気になるところだと思います。
日本においては、安全保障の問題や中国との領土問題に関しても今後のアメリカの行方は、気になるところです。
今回は、ブリケン氏について調べてみたのでまとめたいと思います。
目次
アントニー・ジョン・ブリケン氏ってどんな人?
ブリケン氏は、ニューヨークでユダヤ人の両親の元で生まれました。
西暦1962年生まれなので、今年で58歳ですね。政界人としてはまだまだ若い方です。
アメリカからフランスへ引っ越したりしたものの、ハーバード大学へ入学し、学士号を取得した後、弁護士になっています。その後、政界への仕事をするようになります。
ブリケン氏をよく知る人物によると「外交官中の外交官」らしいですね。
思慮深く、話し方は比較的穏やかだが、政策に精通しているという評価ですので、相手を見てしっかり考えて行動するキレ者の印象を受けます。
ブリケン氏の経歴
ブリケン氏は、20年以上にわたって上級外交政策の仕事を務めてきました。
もう、外交のプロ中のプロです。
直近では、オバマ政権で、2009年から2013年まで、彼は大統領の副補佐官および副大統領の国家安全保障補佐官を務めています。
その時は、アフガニスタン、パキスタン、イランの核開発に関するアメリカの政策を立案支援しています。
2013年から2015年までは、国家安全保障副長官、2015年から2017年までは米国国務副長官を務めています。
トランプ政権では、大きな役職にはついてなかったようですね。
今後の外交政策の行方は?
ブリケン氏の経歴からは、人権派な外交官という印象を受けます。
なので、世界各国の人権問題に関しては、積極的に政策を出してくるのではないかと考えられます。
特に、中国が香港の民主主義運動を弾圧したことに対しては、トランプ政権同様強気に政策を進めるのではないでしょうか?
結構イケイケなところが見られるので、戦争も辞さない外交もできる方だと思います。
トランプ政権が撤退して、中国に対する警戒感が深まる中で、ブリケン氏の手腕が発揮されるのではないかと考えます。
日本との外交問題に関して言えば、長年、外交官としていた経歴を考えると、日本の外交官ともつながりがあると思いますので、割とスムーズな外交ができることと思います。
外交強者のアメリカには、うってつけの人物をバイデン氏は指名してきた印象です。
まとめ
外交は、世界のあらゆる問題の入り口となる大事な交渉です。
その問題を解決する立場が誰になるのかで、世界の問題は大きく変わってきます。
今回、バイデン氏が指名したのは、ブリケン氏という外交のプロということは、バイデン氏もトランプ政権が世界に残した爪痕をうまく収めながら政策を進めたいという狙いが見えてきますね。
今後のアメリカの行方に注目です。